メディカルドライブスルー
クリニックを開業するにあたって一番最初にすることは土地探しです。自分の場合、担当の建設会社と地主さんのご協力で利便性の高い場所に分不相応な広い土地をお借りすることができました。
土地が決まって建物の設計をお願いしたら、駐車場の面積がすごく広いと思いました。
コロナ禍以降、発熱患者さんを車に待たせた状態で検査や診察をする状況があって、ドライブスルーと称していましたが、実際は止まっている車に医療者が行って診察や検査をしています。患者さんのためとはいえ医療者側にとって真夏や雨や雪の日は大変です。
駐車場の面積が広い図面を見て、建物を前に出して後ろに車を通せばそこで診察と検査と会計ができると思いました。ちょうどそのタイミングで発熱での受診に困った妻と一緒に設計デザイナーに相談して、試行錯誤の結果、駐車台数を確保した上でクリニックの裏に自動車の動線を作ることができました。
開院後にすぐ有用だったのは車椅子の搬入です。車椅子患者さんがクリニックの裏から直接処置室に入れることがメリットでした。ちょっと想定外でしたが、この設計で良かったと実感しました。
本来の目的の発熱患者さんの診察については、先日、発熱で受診希望の連絡があって、ドライブスルーで診察と検査をして、検査陽性だったので処方と会計をしてそのまま帰宅していただいた患者さんがおられました。
患者さんは院内に入らず、クリニックに到着してから20分くらいで終了しました。自分とスタッフは最小限の移動動線です。想定通り(よりも)スムーズに進めることができてホッとしています。
メディカルドライブスルーは「みんなにこにこ」になれる良いシステムだと思っています。スタッフともどもこれから上手に運用していきます。