ワールドカップ | きたがわUIクリニック | 小松市の泌尿器科・女性泌尿器科・内科クリニック
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ワールドカップ

いよいよワールドカップです。
院長は運動音痴で、学生時代スポーツで活躍したことがありません。実践をせずに読書(漫画)好きでドカベンやキャプテン翼をリアルタイムで購読していました。競技ルールを漫画で覚えてTVで試合を観戦するという生活を小学生時代から継続して、今では週末のスポーツ中継を楽しみに観戦しています。

1993年に大学を卒業して医師としてスタートしました。同時期にJリーグがスタートして日本中が盛り上がりました。ただ、その年の11月に「ドーハの悲劇」を経験しました。とてつもないショックでしたが、30年以上過ぎた現在、日本代表は本戦でドイツ、スペインを撃破し、強化試合でもブラジルやイングランドに勝利しています。とんでもない進化だと思っています。
日本代表の今回のワールドカップでの活躍を心から祈念します。

数年おきに編集される医局同窓会誌に日本代表についての文章を投稿していました。
今でもこの気持ちを大事にしていきたいと思います。

(2005年 金沢大学医学部泌尿器科同窓会誌)
「サッカー日本代表に思うこと」
私が今勤務している石川県立中央病院はものすごく多忙で,黙っていたらいつまでも帰宅できないような状態に陥ります.早く帰宅できる理由というか,自分への言い訳をいつも考えていますが,なかなか見つかりません.その中でサッカーの日本代表戦は,頻度といい,周りへの言い訳といい,非常に良い理由になります.日本代表戦の日には長引かない内視鏡のopeやトラブらないような検査を入れることにしています.(うちの場合,オーベンの二人もサッカーファンなので他の予定も過密にならないことが多いです)
 できるだけキックオフに間に合うように帰宅して,家内が作った夕食をつまみにしてビールを片手に観戦します.私にとっては,仕事を終えた充実感とゲームの高揚感で,この瞬間が永遠に続けばいいのに,というくらいの幸せな時間です.日本代表を応援していますが,勝ち負けの次元を超えた至福の時です.ゲームが終わってからもそのままニュースを見たり,感動した時はビデオでもう一度観戦したりします.で,その時いろいろな事を思い出します.
 93年,私は入局1年目で,ワールドカップ最終予選の韓国戦を“浮き世寿司”で医局のオーベンと一緒に見て歓喜し,“ドーハの悲劇”の翌日は加賀中央病院へのパートで小橋先生と日本代表の詰めの甘さについて話しました.
 94年,日本代表の出ないアメリカワールドカップを勝見先生,村山先生と一緒に国立金沢病院の外来で観戦しました.
 97年,最終予選初戦は,短期出張で行った舞鶴の徳永先生のお宅で観戦しました.劇的な敗戦になったホーム韓国戦の翌日には,舞鶴での飲み会の二次会で押野谷先生と鉄板をフィールドにみたてて激論しました.“ジョーホールバル”の翌日は大学からのパートの高志リハビリ病院で,その話題で持ちきりでした.
 98年,初めてのワールドカップ出場です.奇しくも短期出張の国立金沢病院での観戦となりました.
 2002年 日韓ワールドカップ.医者になってから3度目のワールドカップでしたが,これも国立金沢病院でした.チュニジア戦,トルコ戦は平日午後に医局ラウンジでたくさんの他科Drと一緒に観戦しました.その時期の臨床アクティビティは明らかに低下していましたが,それよりも患者数の方が激減していたと思います.
 昔のゲームとかその状況とかが昨日の事のように思い出されます.ただ,ここでもう一度考えます.思い出される時期にやっていたこと,できたこと,と今の自分にどれくらい違いがあるのか,できることが増えたのか.13年目になって何か進歩したのか.
 奇しくも私はJリーグ元年に入局し,医者としての第一歩を踏み出しました.この期間に日本代表は強くなり,時々ヘボい試合をやって非難を浴びたりするものの,概ね順調に進歩し,選手も文字どおり“世界へ”飛び出しています.紆余曲折を重ねながらも,少しずつ世界へ伸びている姿が,私にとっては最も刺激的で参考になるモデルです.おこがましいですが,これからも日本代表に自分の姿を重ねつつ,彼らに負けずに頑張って行きたいと思っています.